ども!ピーマン嫌いがピーマン農家になる『頑張れお父さん 北さんの毎日農業』の北さんです!
夏になりましたね!岩手でも気温が30度を超える日が続いています。あとは局地的豪雨で大変な被害が出ていると毎日のようにニュースが流れています。危ないと感じたら早めに避難しましょう。
早速、ハウス栽培と露地(外)栽培の違いをご紹介します。
簡単に言うと、
ハウス栽培:ボンボン育ち
ハウス栽培の特徴
・早い時期から栽培を開始できるため、収穫時期が早い(岩手の収穫時期は5月下旬)
・作業工程が少ない
・ピーマンの肥大が早いがピーマンの重さが少し軽い
・風の影響が少ないのでピーマンにキズなどが付きにくい
・気温差(特に高温)が激しい為、適時に収穫しないと直ぐに傷んでしまう
露地栽培 :サバイバルを乗り越えた猛者
・気温が平均10℃以上になったら植えるため、収穫時期が遅い(岩手の収穫時期は7月初旬)
・作業工程が多い
・ピーマンの肥大が遅いがピーマンの重さがハウスの約1.2倍!
・風の影響などで傷ができやすい、虫が付きやすい、病気になりやすい
大きな差はこの通りになります。味はハウスピーマンの方が苦味が少ないです。
次は、写真と動画で紹介してきます。
まずはハウス栽培です。
2月中旬から準備を始めて3月15日ごろには下の動画の様に準備します。
3月24日に植え始めます。今年のハウスピーマンは約2,100本!全部手運び・手植えです。
植えて終えた様子がこちら↓子供達が株元に水やりをしてくれてます。
5月初旬には膝くらいまで大きくなり誘引作業(吊るす)を行います。1本のピーマンに対して4本の紐を使い誘引(吊るす)を行います。
5月中旬ごろには少しだけ収穫できるようになってきます。
7月15日には小さかったピーマンが背丈くらいまで大きくなってきます。
ここまでがハウス栽培の紹介になります。
ここからが露地栽培の紹介になります。
ハウスピーマンの作業が空いた時間を使って4月中旬ごろまでには肥料を撒き、このように畑を作ります。作業時間は20日くらいかかります。
5月20日頃ピーマンを植え始めます。
まだ、外気温が低いので全部にビニールを被せ保温します。
1ヶ月ほどたち、ピーマンが大きくなったら倒れないように網を全畝に設置して行きます。
ここまで来れば、あとは収穫をしていくだけです!収穫前の作業時間は大体2ヶ月くらいかかります。
今回は簡単にハウス栽培と露地栽培の違いを紹介致しました。今年は独立2年目で、初年度よりも栽培面積を2倍にピーマンを植えた数も倍になりました。収穫量も27tを目標にし昨年対比で160%を目標にしています。
今回はここまで、次回はアスパラ栽培を始めたので紹介したいと思います。
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