こんにちは♡♡ KAZUです。
先日、東京のある八百屋さん(メーカーさん)と新規取引に関する商談にいってきました。
その八百屋さんは、7割が各地方の契約農家さんから仕入れ、3割が市場での仕入れだそうです。
僕が関心したことは、理念です。
農業を守ることが出来なければ、
私達も生きていけないから、全国の契約農家さんから仕入れをしていると。
市場での仕入れは、リスクヘッジのためであるといっておられました。
人々の購買へのマインドは、時代により変化し
需要が変化していきます。
バブル期などは、「モノ需要」といわれ
良いものやその物自体の価値があれば売れていました。
2000年代になると、「コト需要」となります。
物よりもその物にある体験や付加価値を求めるようになり、地産やトレーサビリティ、安心安全、などそう言ったものが売れるようになりました。
そして今は、「イミ需要」と呼ばれるようになりました。
東日本大震災以降、誰かのためになることや、それを購買することにより社会貢献などに繋がっていくことに価値を見出すようになりました。
復興支援商品やフェアトレードなどがそれに当たります。
これらの需要は、人によっても企業の考え方によっても違います。マーケットが成熟していけば、購買マインドは変化していきます。
この世の中は、人とのつながりで成り立っていると考えています。
自分の利益だけを追い求めても長くは続かず、企業についても「理念」がしっかりしている企業や、人間を育てる企業が、長く続くのだと思うのです。
コロナ禍で非常に厳しい世の中ですが、人間社会の本質を求めていく企業や人は生き延びていけるのではないかと思います。
今回商談に行かせて頂き、改めてそのことを認識いたしました。有意義な時間となりました。
1つ視点を変えて見てみることをしてもらえると、色々なことが見えてきますよ(*^^*)