こんにちは、ちーさんです。
【親からの言葉】にまつわるエピソードと料理。
第三回目は、
鶏肉のトマト煮込み
シンプルだけど、母がよく作ってくれた思い出の味だと言うAさんのお話。
是非お楽しみください✨
【Aさん】
親から言われて今でも心に残っているのは、
「お米一粒でも残すなら許さない」 です。
父母からではありませんが、小学2年生の時に祖父から言われた言葉で、今でも私の教訓となっています。
大学から就職し現在に至るまでずっと食に携わっており、食べることが大好きな私ですが、昔は食が細く、食事の時間が嫌で仕方ありませんでした。
小学生までは祖父母の家で過ごしていたのですが、毎日毎日ご飯を残してしまい、ある朝、冒頭の言葉で祖父に叱られました。
「世界にはご飯を食べられない人が沢山いて亡くなる子もいる。食事があることが、どれだけ幸せだと思っているんだ!」と。
大泣きして学校へ向かいました。
それから私は、ご飯を少しでも残さないことを徹底しています。
【祖父】
そんな祖父が亡くなって3年。
今も私が残していないか、空から見ていてくれるように感じます。
訳あって、私は小学生まで祖父母宅で過ごすことが多く、母と過ごすのは週に1日だけでした。
そんな日に母がよく作ってくれていたのが鶏肉のトマト煮込み。
シンプルながら、この思い出の味が忘れられません。
皆さんも是非作ってみてください。
材料
にんにく 5片
玉ねぎ 中2玉
オリーブオイル 大さじ3
鶏手羽元 1kg
トマト缶 400g
コンソメ 1個
醤油 適量
塩 適量
黒こしょう 適量
作り方
①にんにく、玉ねぎは皮を剥き、薄切りにする
②鍋にオリーブオイルを熱し、にんにくを加えて香りが立つまで炒める
③鶏手羽元を並べ、両面に焼き目がほんのり付くまで中火で焼く
④玉ねぎを加え、蓋をして2分待つ
⑤トマト缶、コンソメを加えて蓋をして5分煮る
⑥ゆっくりかき回し、再度蓋をして15分煮る
⑦最後に、醤油、塩、黒こしょうで味をととのえる
ポイント
・玉ねぎは、焦げを防ぐため、あえて焼かずに蒸し状態にします。
水分が足らないようなら、水を加えてもOK!
JBK-ITCHEN 第71弾
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